治療した歯が長く保って欲しいために、歯科医師は日頃勉強をしたり、練習をしたり。
ルーペを使ったり、顕微鏡を使用したり。

色々な考え方がありますが、私はモータライズドマイクロスコープ(足で倍率とフォーカスを調整できる顕微鏡)+ミラーテクニック主体に行き着いています。

治療した歯に不具合があった時、その原因を見つけるのが困難な場合があります。
多因子、色々な現象が絡み合うので何が原因と決めつけることが難しいことがあります。

だから今できる全てのことを行う、自分の持っている能力を全部出し切って治療する、これが大事だと思いっています。

動画のVol.72, 73で精密なクラウンを作製するために行ってきた過程の最後の段階、装着。

この装着には接着というデリケートな手技が必要です。

クラウンが脱離しないことはもちろんですが、細菌の侵入を許さない接着を実現するために現在はできる限りラバーダムを装着してセットしています。

口腔内は湿度が100%なので接着には向かない環境です。
口腔内を吸引すると湿度は下がりますが、仮歯を着ける接着剤が歯に残っていたり仮歯を外した後削っている歯面が唾液に汚染されてしまうので、動画のようにラバーダムで歯を隔離して歯面清掃や汚染防止を行なっています。

ただマージン部分にラバーダムシートが噛んでしまったり干渉があるとクラウンは浮き上がってしまい、全てがオジャンになってしまいます。
細心の注意を払う必要があるのですが、この場面でもとても有効なのはモータライズドマイクロスコープ+ミラーテクニック主体です。

当院の顕微鏡歯科治療は全て自由診療(自費治療)です。
クラウンの治療費は約25万円前後で回数は約4回ほどです。