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根管治療

根管治療

根管治療(根の治療)は手探り治療の代表的な治療ですが、顕微鏡が応用されたのは根管治療が始まりでした。
根管治療は虫歯で神経まで感染が進んだ歯を助けるための最後の治療法です。
この治療で治らなければ抜歯になります。

根管治療1

虫歯菌が神経を蝕みながら骨に到達し、骨を壊して膿が溜まります。自然治癒は見込めません。

根管治療2

器具で根管(根の中)を掃除します。

根管治療3

根管内の細菌が少なくなり感染物質の除去ができれば壊れた骨は再生し、膿は消えます。

根管治療4

根管充填材(根の中の詰め物)を詰めれば終了

保険根管治療の成功率

元東京医科歯科大学須田英明教授が、日本歯内療法学会に報告した保険根管治療の成功率は約40%です。
一方海外での根管治療の成功率はおおよそ90%と言われています。

須田元教授は海外での根管治療の成功率の高さの要因は、

  • 無菌的な処置(ラバーダム)
    ラバーダム

    ラバーダム

  • 歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)
  • CT
  • Ni-Tiファイル
  • 適正な治療費

と分析しています。

おもて歯科医院の顕微鏡根管治療(マイクロエンド)は成功率の高い国際標準の治療法を行っております。
これまでに根の治療がうまくいかずに困り果てた多くの患者さんの歯を救った実績があります。

顕微鏡

顕微鏡根管治療・マイクロエンド

症例

上顎大臼歯(奥歯)の激しい痛みがあり来院。2年前に保険根管治療を受ける。
CT像では骨の破壊が進み、炎症により上顎洞底粘膜が肥厚している。

術前

術前1
術前2
術前1

術後3ヶ月

術後3ヶ月_1
術後3ヶ月_2
術後3ヶ月_3

ラバーダム下で顕微鏡根管治療(マイクロエンド)を行い、MTAで根管充填を行った。
術後3ヶ月で骨が再生し、炎症の消失により上顎洞底粘膜も安定している。
痛みは根管治療を始めてすぐに消失した。

歯髄温存(覆髄・断髄)

症状は無いが虫歯が大きいため、虫歯を全部取り切ると神経の一部が出てくることがあります(露髄)。
あるいは神経の具合が部分的に悪くなっている場合があります。
神経を除去しないメリットは多くありますが、それが可能かどうかの適応を見極めることが何よりも重要です。

症例

覆髄

覆髄

断髄

断髄

このような場合でもラバーダムによる無菌的な環境下で顕微鏡(マイクロスコープ)による精確な齲蝕(虫歯)除去を行い、MTAセメントで歯髄(歯の神経)をカバーした後隙間のない修復処置をすることで、歯の神経を抜かないで済むことがたいへん多いです。