日本顕微鏡歯科学会第20回記念大会開催まであとわずかとなりました。
私は実行委員長として20回大会の運営に関わっていますが、皆さんの歯科学会運営のイメージはどのようなものですか?
この1年間膨大な時間を運営に費やし、体調も悪くなり連休前から寝込むこともありましたがなんとかここまで漕ぎ着きました。
ちなみに無報酬です。むしろ持ち出しもあります。
ここまでする理由は、心の底から歯科治療には顕微鏡が必要と考えていますし、独善的かもしれませんがミラーテクニックを主体とする顕微鏡歯科治療が広まって欲しいという一念からこの1年間頑張ってきました。
実行委員メンバーは休日だろうが昼夜を問わず本当に頑張ってくれました。
このような運営を間近で見ると、尊敬できる人と人間的にどうなのかと思う人など様々な人間模様が見れました。
あと3週間全力で頑張ります。
なんとしても20回大会を盛会のうちに終えられるようにしたいです。
もう一つの大役はシンポジウムの座長です。
長年学会で討論したい内容だったのです。
自分の宿題のようなものです。
朝から晩までパソコンの前で連絡事項や会場の準備、個別に来る大量の連絡や日付が代わる時間まで会議などからもう少しで解放されます。
この1年自分の歯科医院が二の次になってしまったので大会が終わったらもっと自分の医院を大事にしたいです。
とは言ってもですね、ちゃんと技術の練習もしていますし、先日も秘密のミラーテクニックの柱稽古もあったんですよ。
自分の医院がおざなりになってしまったのは主に経営面です。
おもて歯科医院
歯学博士
表 茂稔