最近やたらと専門医とか認定医とか称する歯科医が多くなったと思いませんか?
実は私はそのような学会の制度に若干否定的です。
そんな私ですが、この度日本顕微鏡歯科学会の認定指導医を取得しました。

日本の歯科治療は治療費ベースで保険診療約87%、自由診療約13%です。
総額は両方合わせて毎年約3兆円ほどになります。
金額ベースなので、実際に自由診療を受ける患者さんの割合は数%なのでしょう。

余談ですが、
自動車産業40兆円
パチンコ25兆円
ペット産業5兆円
コンビニ9兆円
医科29.6兆円
薬局5.6兆円
です。

歯科69000医院 VS コンビニ46000店舗
3兆円対9兆円です。

歯科治療に関して言えば、国民の90%以上が保険治療をうけています。

私は以前から、日本において、歯科にあえて「〜専門」という名称をつけるなら、保険専門医以外ないのではないかと考えています。

訪問診療専門とか、大学病院に勤務する歯科医師など、少数の歯科医師は〜専門と名乗るのはわかるのですが、一般開業医で〜専門医というのがとても違和感があります。
個人的に。

中には、個人開業医でも義歯専門で義歯しか治療しないとか、根管治療専門で根管治療しかしないという歯科医師もいますが、極少数です。

知り合いの専門医コレクターの歯医者がざっくばらんに教えてくれました。
「どうしてそんなに沢山専門医を取得するの?」
「集患のため。」

なるほどです。

私のイメージでは「専門医」とはその道に精通している歯科医師の称号としてふさわしいと思っていましたが、一人でA専門医、B専門医、C専門医とか何個も専門医を持っている歯医者に違和感をもっています。

歯医者のほとんどが保険医なので、基本、例外を除いて色々な治療をしています。
それを一般歯科医というし、GP(General Practitioner)です。
あえて言うなら保険専門医です。
一般歯科医で自由診療専門医もいます。少数ですが。

日本の「〜専門医」とか「〜認定医」は学会が発行しています。
学会も、よっぽど効率の良い集金システムかどうかはわかりませんが、どこの学会も専門医、認定医、なんとか医とか、違いがよくわからない名称をつけています。

これらの称号を得るためには色々とお金がかかります。

歯医者の欲求をうまい具合にくすぐるこのようなシステムは、学会にとってはとても都合の良い集金システムに見えてしまいます。
あくまで個人の感想です。

もちろん高い志を持って取得する歯科医師もいることは知っています。

では、なぜそんな私が日本顕微鏡歯科学会認定指導医を取得したのか。

それは「ものを申したい」からです。

私は真剣に顕微鏡は歯科治療に有効だと考えています。

現状の顕微鏡の使われ方をあまり好ましいと思っていません。

使い方は自由だということは知っています。

でも、見えていない顕微鏡治療にあまり意味はないと思っています。

日本国内での顕微鏡歯科の学会で意見するには、その立場にいなくてはいけません。
同じ土俵に登らなくてはいけません。

プロポーズ大作戦的に言うのなら、その時バッターボックスに立っていなければいけません。

しかも、私は顕微鏡を根管治療にだけ使うのではなく、ほぼ全ての治療に使うので前述した違和感を感じていません。
一般歯科医でありながら顕微鏡治療の専門医であることに矛盾を感じていません。

今や日本国内にも、顕微鏡歯科治療というものが認知され始めてきていますが、その内容はバラバラで混乱を呈しています。

日本顕微鏡歯科学会内でもその考え方はいく通りもあるわけです。

ミラーテクニックを主体とした「見ながら」治療する顕微鏡治療を主張する一派で意見を主張していきたいと思います。

学会内で活発な議論をして、より有効な顕微鏡の活用法が見出されるようにしていきたいです。

認定証が届いた後は上野に出かけてきます!

今上野で三国志展が開催されています!

私は高校生くらいから三国志と史記を勉強そっちのけで読んでいました。

国語の定期試験に漢文で鴻門の会の場面が出たときは、そこだけ高得点でした。

当ブログの歯記の由来は史記からです。

一番好きな人物は張良子房で、息子の名前も張良子房から戴きました。
留侯世家も漢文でチャレンジした事がありますが、味わいが全くわからなかった事を覚えています。

三国志の中では姜維が好きです。
紅顔の美少年。

どの立場に立つかによって正義と悪が別れる。
大義名分ってやつはなかなか厄介なものだと思います。

関羽雲長


曹操稜扉

お土産