日本には7万軒もの歯科医院があります。
歯医者といって十把一絡げにできるものではありません。
もしあなたが「私の大事な歯をこのように治療してほしい」という希望があるのなら、知っておくべきことがあるのだと思います。

2013年6月26日の投稿を加筆修正

先日、三橋先生のオフィスで顕微鏡歯科ネットワークジャパンの実習会を行いました。

メンバーの先生方は本当に勉強熱心でいつも頭が下がります。

三橋先生の歯科医院には顕微鏡が3台あるので二人一組三班に分かれて実習を行ないました。

私とペアになった岡先生(おか歯科医院)は宮崎の先生です。
歳も一緒なんですよ。
毎朝サーフィンをしてから仕事に向かうナイスガイです。 

さすがは皆さん日頃から顕微鏡治療をしているので実習もスムーズに進行します。

考えてみれば顕微鏡歯科医が8人も集まり一緒に実習をしているなんて、そうそうないですよ 

知識と技術を共有し合えるなんて素晴らしいことだと思いませんか?

私はこの素晴らしい顕微鏡歯科ネットワークジャパンのメンバーで本当によかったと思っていますし、
まだお会いしたことの無い情熱のある顕微鏡歯科医とこの先仲間になれることをとても楽しみにしています。

話はまったく変わりますが、私とは面識のない歯科医師のFacebookの投稿記事です。

『儲けのテクニック

僕は歯医者ですから、歯医者の事には詳しいです。
日本では昨今、歯科医院経営も苦しく潰れる歯医者も多いと聞きますから、そんな苦しんでいる歯医者さんのために、今日は実践的な歯医者の儲けのテクニックをご紹介したいと思います。

まず、歯医者で儲けを増やすには、収入を増やすことを考えなければいけません。
歯科の診療報酬は出来高払い制ですから、治療をすればするほど収入が増えます。
もっというと、治療していなくても、治療したことにしてレセプト請求すればもっと儲かります。
いずれにせよ、歯医者として儲けるためには、治療行為を増やさなければいけません。

治療行為を増やすためには二つの方法があります。
・患者を増やすこと。
・治療部位や回数を増やすこと。

まず患者を増やすテクニックを書きますね。
これは増患テクニックといって、経営コンサルタントにとってはおなじみの方法です。
宣伝・広告に制限のある歯科医院にとって、広報活動で新規の患者を増やすのは費用対効果では割に合いません。
ですから、今来ている患者にもっと来てもらうようにする方が効率的です。
どういう事かというと、要するに“ちゃんと治さない”ということです。
むし歯の治療なら、むし歯を完全に取りきらず、ちょっと残しておく。
そうすれば、半年、1年くらいは問題無く過ごせるでしょうが、そのうちむし歯が中で広がって、必ず再治療が必要になります。

痛くなったり、詰め物・被せ物が取れたらまたお客さんとして来てくれます。
大丈夫、患者に治療の事なんて分かるはずありません。
あっ、でもこのテクニックはあまりにも一般的にみんなやってるから、今更目新しくないですよね?
そんなことは常識だから、もっとほかのテクニックを教えて欲しいって?
じゃあ次のテクニックを書きます。まず、大人の患者であれば、むし歯や歯周病といった疾患がポピュラーですね。
むし歯は歯が欠けていたり、痛みがあったりしますから、患者さんは治療を望みます。
ですから、むし歯をちょっと残して詰めたり被せたりしておきますね。
もちろん根の治療は痛みが取れたら、消毒もそこそこに、適当に済ませちゃいましょう。
大丈夫、2年間痛みが出なきゃ、治療の質は患者には分からないですからね。
この“2年間”というところもポイントですが、その話はまた今度しますね。

そして、歯周病に関しては、治さないのが基本ですね。
それもみんなやってるって!?
確かに、ちゃんと治している歯医者なんて、僕は見たこと無いくらいですからね。
でも、保険請求はちゃんとしましょう。
それもしてるって!?
そうですよね、何といっても歯周病治療の最もおいしいところは、証拠が残らないところですからね。
詰め物や被せ物は口の中に証拠が残っちゃうから、監査が入れば一発でアウト!ですから。
でも、歯周病治療は証拠が残りませんから、取りたい放題です。
でも、そこは厚生局も分かっています。
ですから、フラップオペとか、あまりに出来もしない治療を取りまくるのは控えた方が良いですね。
SRP全顎取るくらいが基本ですね。
もちろんレセプト上の話でね。

むし歯にせよ、歯周病にせよ、ちゃんと治そうが治すまいが、診療報酬は一緒です。
そして、ちゃんと治さない方が、また患者に戻って治療に来てくれるんですから、最も基本の増患テクニックは、“ちゃんと治さない”事ですね。
そこを徹底している歯科医院は、軒並み待合室が患者さんでいっぱいになっていますよ。
しかも患者なんて馬鹿だから、込んでいる歯医者ほど良い歯医者だって勝手に勘違いしてくれますよ。
本当に、バカをだますことなんて、ちょろいもんですね。』

この先生とは全く面識がないので何を意図しているのかわかりません。
今の日本の歯科医療に思うところがあるのでしょう。

ある意味その勇気に敬意を表します。

1つ言えることは、無関心では自分も家族も守ることができないようですね。 

私にはとてもこのように直接的な書き方はできませんが、私がかつて勤務していた歯科医院もだいたいこんなものだったのでこの職業が本当に嫌になり真剣に転職を考えた時期がありました。

顕微鏡歯科治療では上記の投稿文のように不正請求は一切ありません。
自由診療ですから。
いつも全力投球です。

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